冬のロングライドは夏に比べると気温も低く、防寒対策をしてしまえばとてもロングライドに適しています。
そこで、ロングライドを走る中で課題となってくるのがエネルギーの補給となりますが、体の疲労に対して適切な栄養素を補給することで、より良いコンディションで走り続けることが出来ます。
今回はオススメの補給用ジェルと効果について紹介していきますので、冬のロングライドをより快適にしていただければと思います。
力を出し続けるためには補給内容の選択が必要!オススメの物とは?
1.やはりオススメはジェルタイプ!しかし、固形食ではダメなのか?
冬にロングライドを行う時におよそ50キロ以上を走る場合にはハンガーノックに注意していく必要があります。
ハンガーノックとは簡単に説明していくと、あまりの空腹の為に力が一切入らない状態のことです。体内ではエネルギーが枯渇した状態になっています。
そこで、冬のロングライドの際は補給が必須になってきますが固形食とジェルタイプの2種類から選択していくことになります。
まず、固形食としてオススメなのが糖質とエネルギーの両方を取れるあんパンや羊羹です。
これらは非常にコンパクトで持ち運びもしやすいのでエネルギー補給にオススメです。
しかし、難点としては口にしてからエネルギーに変わるまでに時間がかかることと、パンなどは登坂中などの息が苦しい状態で口にすると、非常に大変な思いをします。
私も以前、ヒルクライムレース中に1口あんパンを口にしたところ、口の水分が持って行かれただけでなく、飲み込むまでに時間もかかるので息苦しい思いをしました。
そこで、オススメなのが補給用ジェルになります。
これらは非常に種類が豊富ですので、自身の体調に合わせて複数を用意しておくと、快適なロングライドの役に立つことと思います。
2.補給ジェルは何を使えば良い?
補給ジェルと言っても種類が非常に豊富ですので、ロングライド中に利用したい物について3つ紹介していきます。
1、エネルギー補給系
これは多くの補給ジェルのベースになっていますが、カロリーを摂取することによりエネルギーの枯渇を防ぎ、長く走り続けるには必須です。
2、マグネシウム補給系
ロングライドを行っていると多くの汗をかきます。また、汗をかくことで体内からミネラルが失われていくことで筋肉の正常な働きに支障をきたすことがあります。
いわゆる、足をつる状態を避けるためにも予防策としてミネラルやマグネシウムを含んだジェルの選択も有効です。
3、カフェイン・糖質系
ロングライドを続けていくと、筋肉だけでなく脳も疲労してきます。
そこで、そういった疲労に対応していくのがカフェインや糖質になりますので、これらを含んだジェルを摂取することで安全にロングライドを続けることが出来ます。
このように冬のロングライドを達成させるためには、体の疲労状態について考えた場合に、どこに負担がかかっているかを理解していく必要があります。
そして、それらに対応する成分を含んだ補給ジェルを利用することで、楽に補給が出来てジェルの特性上から、効果をスピーディに得ることが出来ます。
是非、上手く使い分けてロングライドをより楽しんでください!